1954-10-21 第19回国会 衆議院 地方行政委員会 第83号
従つて知事が辞職をしよう、あるいは市長が辞職をしよ‘という場合においては、われわれの普通の常識から考えて参りますと、やはりこの法律に即応したような事態が下きたとき、たとえば不信任案を出されたときというような場合、あるいは不信任案は出てはいないが、当然そういう議会の雰囲気であつて、収拾することが困難であろうというような、まつたく行政上のき詰まりから来る一つの問題によつてのみ、そういうことが許さるべきである
従つて知事が辞職をしよう、あるいは市長が辞職をしよ‘という場合においては、われわれの普通の常識から考えて参りますと、やはりこの法律に即応したような事態が下きたとき、たとえば不信任案を出されたときというような場合、あるいは不信任案は出てはいないが、当然そういう議会の雰囲気であつて、収拾することが困難であろうというような、まつたく行政上のき詰まりから来る一つの問題によつてのみ、そういうことが許さるべきである
○門司委員 きわめて抽象的な常識的の答弁で、私どもとても満足するわけに参りませんが、一応そういうものがどう処置されているかということと、それからその次に聞いておきたいと思いますことは、最近の地方の赤字の原因としてあげられております大蔵省方面からの一つの見方に、知事が公選であるから従つて知事がいろいろな人気とりをやる、そのことのために必要以上の経費が支出されていることが、今日地方財政を圧迫している一つの
従つて知事の責任におきましてこういつた教育人件費の節減をめぐりまして、現実の問題に行つた場合におきまして、非常にここに壁にぶつかつて行くというわけでございます。この点、なお又教育費そのものがいろいろな面で事業費的な性格と言つては失礼かも知れませんが、教育費はやはり人件費が事業費的な性格を持つており、一面生徒数の問題がある。
従つて知事は赤字を出すことがちよつとも手柄にはなつていないと思います。これは知事の選挙のときに植木さんも御存じだと思いますが、一つの大きな問題になるのは、あの知事はこういう大きな赤字を出した、あの市長はこういう赤字を出している、ことにこれだけの財政負担をかけているというようなことは、一つの攻撃材料になるのであります。従つて知事がみずから好んで赤字を出すというようなことは私はおそらくないと思います。
それから次に神奈川県の議長さんにちよつとお尋ねをしたいのですが、府県を完全自治体に持つて行こう、従つて知事官選等の動きに対しては絶対反対だ、この御趣旨は私も全然同感なんです。ただ問題は今我々の前に提供されておるこの新らしい警察法が果してあなたの期待しておられるような、又おつしやつておられるような府県の完全自治警察であるかどうかということがやはりポイントになると思う。
あるいは各府県に対して将来こういう自治法の改正があるのだ、従つて知事の合併促進協議会等の案においても、十分考慮しろということまでやつておく必要があるのではないかと思うのですが、この点について伺いたい。
従つて、知事はその場合にどうするか、あるいは県の公安委員会はどうするかということが当然考えられるべきものであつたと思うのであります。これをここへ入れておかないということは、現実を無視したところの、あまりに安易な考え方であると思いますが、この点につきましてはまた他の委員からも質疑があると思いますから、私は次に移ります。
従つて知事の要請権とそういう海上保安庁その他の諸君がやるということとの関連性でありますが、この場合も先ほどから聞いておりまするように、司法権の発動、いわゆる災害派遣でありまするから、この場合も単に行政処置だけではなくして、おそらく司法権の発動を見なければならないようなことが私はたくさんあると考える。
〔委員長退席、加藤(精)委員長代理着席〕 しかし新築のものでございますとか、あるいは台帳価格がないというようなもの、誤つておるというようなものについては、自治庁の指示いたしまする評価基準に従つて知事が価格を定めて課税する、それを市町村の方に通知をいたして、市町村もそれに基いて固定資産の評価をいたす、こういうようなことにいたしておりまするので、府県知事にかような権限を認めまする結果といたしまして、やはり
従つて、知事なり町村長には教育行政に関する権限がないということになつたわけであります。そこのところが著るしい特色なのであります。
従つて知事が捕獲人として指定した者以外は犬の捕獲はできないことになつておりまして、その意味では明らかにこれは違法行為に相成るわけでございます。
従つて知事官選ということを考えます場合には、この第一段の場合の知事官選と、第二段の場合の知事官選と、私の考え方の上では、実は若干段階的に区別がついておるのでありますが、それをひつくるめて一言で知事官選、知事官選と私も申しておるわけであります。今私個人の考え方としては、今度の行政整理、それから地方制度の改革というものを自分で手がけて検討いたしました結果、そんなところに結論が来ておる状態でございます。
従つて知事の公選制というものはなくていいのじやないか、こういうように考えておるわけであります。
従つて知事は成るべく速かにこれを県議会に提出をし、県議会は成るべく速かにこれに確認を与えることが妥当であると考えているのでありまして、現にその通りに大体において行われております。
従つて知事もあるいは村長も市長もうんと運動して、うんと金を使つてでも、予算をよけいもらわなければならないということになつて、近ごろ陳情の弊害ということすら叫ばれておる実情ですが、あなたもずつと長らく技術面において建設省において仕事をしておられるのだから、そういうことはいろいろと感じ薫られるだろうが、そういうことについてはどうでございましようか。何か御説明が聞けましたら伺いたい。
○松平勇雄君 最後にもう一遍安藏東電会長にお尋ねいたしますが、さつき木村委員からお尋ねした問題でありますが、大変どうも私はつきり呑込めないもので、もう一遍重復するかも知れませんけれどもお尋ねいたしますが、日発から東京電力が上田、本名の水利権を譲受けた、そのとき福島の知事の話では、当然証拠金といいますか、それが納めらるべきであつたのが納められていない、従つて知事としては水利権が確保されていないというふうに
従つて知事のような場合において一般的に規定するということは、憲法第十四条、或いは四十四条、それから十三条に違反すると考えますので、こういうことを規定するということは穏当でないと考えます。
○政府委員(松田道夫君) 大野先生の前に損害が発生した場合に損害を補償する問題が起るかどうかという問題に関連いたしまして、どういう経過で進んで行くかというようなお尋ねがございましたときに、都道府県の御意見も聞き、従つて知事さんが市長さんの御意見も含めて、従つて温泉への影響は大体ないような場合に鉱業権を設定するであろうというところを御説明いたしまして、それで実は打切りましたので、あと補足さして頂きたいと
○政府委員(松田道夫君) 最初の鉱業権を設定いたします場合には、現在あの伊東市の中で指定区域になつていない部分では、出願中のもののみでございますが、これを許可いたします場合には、事前に法律によりまして知事さんの御意見を聞かなければならないということになつておりますので、従つて知事さんのほうから通産局長のほうへ御意見が出て参ります場合には、伊東の市長さんの御意見も聞かれた上で恐らくは出て来るのではなかろうかというふうに
従つて知事が議会の議決を要する事項が出て参りまするならば、どうしても臨時会に招集しなければ仕事ができないのであります。その点は何ら私どもは心配しておりませんし、このことが反民主的であるなんということは、つゆさら考えておりません。